_ゲド戦記(Fantasy
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ゲド戦記(原作より)
 
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原作について
映画について1

突発!映画に突っ込もう☆企画
(映画未見の方はご注意!)
 
突発!映画に突っ込もう☆企画(その3)
その2>


ついにゲドを描いてしまった…!
ってその前に。
やはり相棒の「はてみ丸」を描いておかねば。(相棒と言っても、喋ったり自分で動いたりはしませんがw)
だって、だって、だって!
序盤でこの船の姿を目にしたときは、「はてみ丸、きたぁーーーーーーーー(・∀・) !」って大盛り上がりしてたのに、その後、岸に上がってからは全くの出番なしで……めちゃめちゃ寂しかったとです……orz
そんなわけで、せめてここでは、はてみ丸をリスペクトしたいっ! そんな思いでUPを描いてみますた☆(もちろんゲドもw)

そんなわけで。さっそく「はてみ丸」をリスペクトせねば。(←現在プレイ中のゲームの影響受け過ぎ)
ゲドの初登場シーンで、彼が乗っていた、あまり大きくはない船。(大人で2〜3人乗りぐらい)
あの船は、数々の冒険をゲドとともに乗り越えてきた、隠れた名傍役の「はてみ丸」と申します。
多分、ゲドの私有物では一番有名な存在じゃないかと。(あ、ペットのオタクは友なので別扱いで)
船体に描かれた目は、この船をゲドに譲った前の持ち主の目となって、ゲドの航路を見通し守るようにと描かれたものでした。
(つまり「果て見丸」ってことです。はい)

もともと、ゲド達の住まうアースシー(Earthsea)は、その名前の通り、大海原に浮かぶ、多島海の世界を描いたものでして。
そんな彼らの移動手段のメインは船なんです。(または徒歩で。原作ではほとんど馬は出てきません)
なので、島から島へと渡る手段として、手となり足となるマイ船の存在は、遠方に旅する者の必需品。
ゲドも、新米時代に船の造りと操縦法を学んでからは、自分で船を修理し操縦してきました。
もちろんはてみ丸も、ゲド自らが修理を加え、操ってきた愛船でした。

1巻の終盤に姿を現し、ゲドとその友を乗せて影を追い、2巻でも少女だったテナーとゲドを乗せてハブナーの港へと凱旋し、3巻では、ついにゲドとアレンとを乗せてさい果ての地まで航海を続け、さい果ての島で別れを告げて……ううう(涙
他にも、原作では語られてはいない、ゲドの勲詩の数々に描かれているだろうはてみ丸。
アレンも初めて目にした時に「これがかの有名な?」と尋ねたはてみ丸。
……そりゃね、ちらりと出してくれただけでもありがたいですが、こうなりますと、原作好きといたしましては。
大きな目を持つはてみ丸に乗って、 大海原をアレンと旅する船上のゲドをもっと見たかったわけですよう!(←魂の叫び)

もしも原作のように「はてみ丸」に乗って旅していたら…。
陸育ちで、ほとんど外洋に出た事のないアレンにとって、海の旅は新鮮な驚きでいっぱいだったんじゃないかと。
そんな事思いながら、白黒で描いてみたんですが。

描いてから、ふいに気がつく、描き忘れ…(ぎゃふん!)


と、背景と波頭の描き忘れの悲しさを、俳句で表してみました。
このままじゃ、いろんな意味でゲドもアレンも忍びないので(汗
ちゃんと形と線をとって。背景も描いて、そして色を着けたらカラーイラストコーナーの方においてみたいと思います。

えーさてさて。
先に船上のゲドを描いた時点で、すでに満足気味になっていたヘグでしたが。
いやーもうね、ここまで来たら、やっぱりね……

腹をくくって、正面からゲドを、か、描いてみましたっ!!

……こんな風に書くと「映画のゲド、お嫌い?」と思われてしまいそうですが。
違うんです、もう何と言いますか……


ゲドは原作も映画もひっくるめて、ヘグにとってカリスマ過ぎて…まともに描ける自信が無いでやんす……orz

正直言って、すっかりトラウマになっているかも。
原作置き場の方にも、ぽつりぽつりと置いてはありますが、どれも気に入らない…というか、ピンと来ないものばかりで。
おかげで、映画版の方でもゲドを描くのをあえて避けておりました……ただただイメージを打ち壊したくない一心で(汗
なのでこのイラストも……いやしかし。そんなことより映画版のゲドを描いていた最中に、嬉しい発見がっ!


「ゲドが思いっきりイイ男に描かれてるので、見ながら描くのはマジ嬉し〜〜〜vvv」

これですよ! 原作とかそういうのを取っ払って、単純に一作品として映画を見た場合、ゲドって、滅茶苦茶ダンディですよね?! これだけで、もうご飯3杯はイケそうでした☆
でもって、ちゃんとした元絵があるので、自分の中の漠然としたイメージを無理に描き出す必要もナッシング♪ これまた楽しい発見といいますか。(あ、おいらの中の他力本願がムクムクとw)
取りあえず、こんな感じでえっちらおっちら描いてゆけば、そのうち、ちっとは馴染んで来るんじゃないかと。
それにしても、どうにも自分色が出てきてしまって、映画のシーンの再現にはなかなか至りませんです、はい。
(って、映画の突っ込みじゃなくって自分語りになってしまった! 次はまともな感想書きます…あうう)

次はまともな感想を書くと宣言しておきながら、舌の根も乾かない内に別な事を始めるヘグ参上!
今度はなにを仕出かしたかといいますと。
映画ゲドのアート集を取り出して、設定集のゲドのいろんな設定ラフ画集を眺めていたら、この中で、ヘグの持ってる原作に近いイメージのゲドってどれだろう?と唐突に思いつきまして。
思い立ったが吉日と、ラフ画を元に、自分なりにアレンジを加えてみました。

まずは基本として。
原作のゲドには、あの立派なヒゲがございません
ので、ヒゲなしのゲドを探したんですが、ラフスケッチは沢山あるものの、ヒゲ無しがほとんどまかったので、数少ない設定画の中から、吾朗監督の描かれた初期絵を元に左側のゲドを。山下氏のヒゲ無し総髪絵を元に右側のゲドを描いてみました、が。
かなーり、元のイラストとは違っております!(元絵よりも美中年度激しく増量中)
そして、原作のイメージからも離れてしまった、かも…(汗)
原作の、とくに映画のベースにもなった3巻のゲドの特徴としては
「背は低い。だが、背筋はまっすぐにのびて、強健そのものといった感じだった」
(つまり、どちらかというと小柄ですが、体つきそのものはガッチリとしていると)
「あらわになった顔は赤黒く、わし鼻で、片頬には古い傷跡が見えた。目は澄んでいて、眼光は鋭い。が、もの言いはおだやかだった」
(赤黒くと形容されるのは、ゲドは人種的に、ネイティブアメリカンの人達がモデルなため。わし鼻も彼らの特徴です。目つきの鋭さはタカを思わせるとか。通り名のハイタカも納得です)
そして一番重要な点が、
この時のゲドは50才前後(推定)ということ!
つまり、若すぎてもダメ。大賢人や「わし」という一人称に騙されて、年寄り過ぎてもダメ。
この微妙なさじ加減が、非常に難しのではないかと思う次第であります。

というわけで。
映画のゲドは、原作のイメージからすると、まず髭があるという点と、かなり大柄で逞しくもあり、身のこなしに「相当の手練?」と思わされる点とか(ユパさまを連想した人は、ヘグ以外にもいるはず)いろいろ突っ込みどころはあるわけですが、
ヒゲは似合ってるし、見た目50才ぐらいになっているところがマジすげーっ!とこの絵を描いて思い至りましたです。はい。

ふんがふが。
ますます脇道逸太な、ヘグです。
えー、今日は何を描いたのかと言いますと。
前回、原作のゲドに近いかな、とヘグの思ったゲドを描いたんだから、今度はアレンをね☆
と、そんなことを思いついて、えっちらおっちら描き始めてみたんですが。

んがっ!
どうみても、これは……単なるヘグの好みじゃないのか?!
はいそうです。そのものズバリ!です。
アレンについては、髪型とか目鼻のかっこうについての描写が、原作にはほとんどないので、美少年だったら、なんでもいいじゃないかと…だったら、好みのキャラデザでいいじゃないの?と☆(はははは)
とりあえずはですね。簡単に説明いたしますと。
右側のデザインのアレンは、以前、自分で描いた原作のアレンに近い(?)ような気がしたので、入れてみることに。
幾つかのイメージボードも、このちょっとハウルっぽい髪型のアレンで描かれているんですよね。(ウサギのシーンとか)
でも、一番気に入ったのは左側の方のアレンなわけで。あははははwww
ちょっと壊れ気味ですが、原作のアレンの持つ、育ちの良さ、品の良さ、それでいて少年らしい勝ち気さと前向きさも感じられるデザインじゃないかと。
でもって、描き上げた絵を見ているうちに、ちょうど2人で話し合っているようにも見えてくるし、この間にアレンを加えて、「アレン三兄弟」なんて勝手に作って遊ぶのも楽しいかもvvv
なんて思ったら、いつのまにかアレン描きこんでるし!(←色んな意味で脱線中)

…とまぁ、こんな調子で「砂漠でドキ☆2人の出会い編」に中々辿り着けずに申し訳ないです…

実を言いますと、もう1人、気に入ったデザインがあったんですが…それはちょっと別な意味で萌えなので、別の機会に…
(↑ヘグ、反省の色見えず!)

気を引き締めて、本筋に戻りまして。
(アホなことして相当寄り道しすぎました……反省)

上陸してから、砂漠へ歩んでゆくゲドのシーン。
すごく好きなシーンの一つです。
これは白黒なので分かり辛いと思いますが、空と砂漠のコントラストが、今までのジブリ映画には見られなかった、別方向での絵画的な雰囲気を感じたので。
憂鬱な色合いと言いますか。「黄昏」(たそがれ)をイメージさせる彩色が多かったと思います。
それが、これから続く物語への導入部として、奇妙な不安感を沸き起こさせるのにとても効果的だったんじゃないかと。
砂漠に打ち捨てられた巨大な何体もの船の姿が、より一層の寂寥感と恐ろしさを感じさせて。
水色の、明るい空に流れる、アンバランスなほど黒みがかった重たい灰色の雲の群れもとても素敵でした。

はてさて。
初めてこの場面を目にした時に、おお、ジブリお得意のモチーフきたーーーー!なんて思ったんですが。
ん?お得意というより、どこかで見たような…?そんな懐かしい気持ちと言いますか。(悪い意味じゃないですよ)
多分、「ナウシカ」とか「未来少年コナン」か、はたまた昔目にした宮崎駿氏のイメージボード辺りから喚起されたのかな?
なんて一人納得してたんですが。
とある雑誌を読んでいたら、「シュナの旅」に、このシーンの原風景があるとの記事を目にして、「ああ、そうだったんだ!」と思わず手を打ってしまいました。
そういえば、テルーの設定を目にした辺りから、シュナっぽいなぁとは思っていたんですが、じつは肝心の「シュナの旅」をあんまりよく覚えていなかったり。(大まかなあらすじと、部分部分のイラストは覚えているんですが>汗)
シュナは子供の頃に思いっきりハマって、絵をまねしたり、どうみてもパクリとしか思えないようなお話を考えたりしていたほど大好きだったんですが……本がいつのまにかどこかにいってしまって、読み返しができない状態に。
なので、記事の指摘通りかどうか、調べようもないんですが、読んで思いっきり納得してしまったので、取りあえず、そんな突っ込みがあった事をここに記してみました☆
(ちなみに記事は「ユリイカ」の「アーシュラ・K・ル=グウィン特集」という本です)

ところで以前にも書きましたが、ゲド達が暮らす「アースシー」は海洋世界です。
なので、海が干上がって船が打ち捨てられたシーンに、原作ファンとしては違和感を覚えない事もなかったんですが、 「あ、この風景は、きっと世界のバランスが崩れてしまったために、引き起こされた異常気象のせいなんだ。海の水位がめちゃめちゃ下がって、船が使えなくなるぐらいの大異変の現れってことかぁ」と、ヘグは一人納得しておりました。

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