テルー。

最初は10才ぐらいを想定して描いていたんですが、12才ぐらいになってしまったような気も。
色もつけるつもりはなかったんですが、白黒で出したら、あまりにも寂しい仕上がりになってしまったので、ちょっと彩色してみました。
（それにしても、火傷の跡は横顔で逃げてしまった…次回に持ち越し）

４巻のテルーは、おそらく8才ぐらいだと思います。
6〜7才ぐらいでテナーに助けられて、それから酷い火傷の傷を癒すために1年以上はかかったように記憶しています。

助けられた時点で、「二つぐらいの子の体重しかなくて」と書かれているので、肉体的な暴力に加えて栄養失調による発育不良も起こしていたりと、とにかく酷い虐待に慢性的に苛まれていたのは読み取れるかと。

初めて４巻を読んだ時は、事細かには描かれていないものの、背後に見え隠れする凄まじい暴力の影にぞっとしましたが（今でもその部分に関しては恐ろしくって嫌なものです）、そこから少しづつ回復してゆくテルーの姿が、辛いながらも愛おしくって仕方がなくって。テナーと一緒に、ぎゅっと抱きしめてあげたくなってしまう！
竜の件といい、いろんな意味でテルーが大好きなヘグなのです。